モルガン・スタンレーが、ビットコインスワップ取引の提供を計画中であるとブルームバーグが報じた。
ブルームバーグの報道では、情報筋の情報提供の元、米国大手投資銀行モルガン・スタンレーはビットコインに準拠したデリバティブ取引を提供すると計画していることが判明したようだ。
当デリバティブは、ビットコインの価格に連動するシンセテッィク契約(価格リターンスワップ)を通して、ロングとショートポジションを取ることが可能となる。
同社は投資家にビットコインのパフォーマンスが反映する合成したエクスポージャーを提供していく。
投資家は、「プライスリターンスワップ」と呼ばれる商品を利用することにより、買い持ちまたは、売り持ちにすることが可能になる。
モルガンスタンレーは、各トランザクションのスプレッドを手数料としてチャージする。
現時点では、ビットコイン現物と先物取引は計画外としている。
モルガン・スタンレーは、 ビットコインのパフォーマンスに応じたシンセティック契約を提供する計画という。
いわゆる価格リターンスワップを通じて、投資家はロングとショートポジションを構築できる。同行は、現時点では、ビットコイン現物の取引は計画していないよう.
機関投資家がビットコインを保管せずに取引するこれらの手法は、仮想通貨業界の重鎮ニック・スザボ氏やアンドレアス・アントノプロス氏が批判している。